台湾師範大学国語教学中心に3ヶ月通って気づいた勘違いまとめ

公開日: 中国語学習編

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嗚呼、勘違いの日々…

はじめに

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【↑通ってみてはじめて分かるあんなことこんなこと】

まずはじめに断わっておきたいのが、これが師範大学を批判する記事ではないということ。

単純に自分のミスによる勘違いをまとめただけなので、そこは勘違いなさらないようお願いいたします。(ややこしい)

勘違い1:校内の綺麗な図書館で気持ちよく勉強

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【↑本科生用の図書館(写真)と留学生用の図書館は別】

本科生用の図書館はとても大きくて(8F建て!)綺麗で本がたくさんありますが、留学生用の図書館はせまくて(1フロア!)単なる自習スペースと化しています。

ここで本を借りたことがある人は私の周りにはいませんでしたね…。

留学生も本科生用の図書館に入ることはできますが、自習スペースは使えませんし、本を借りるには保証金が必要なんだとか?(※先輩情報)

私はそれがなんとなくいやだったので、結局は大安森林公園近くにある台北市立図書館(でっかい!)で本を借りたり勉強したりしていました。

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台北市立図書館
住所:台北市建国南路二段125号

勘違い2:文化班はいくつ受講しても無料

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【↑大班(選択授業)と文化班の違い、言えますか?】

大班とは、初級会話・発音練習・映画鑑賞・飲食中国語など中国語習得のためのクラスで、レベル問わずいくつでも無料で受講可能です。

文化班とは、二胡・太極拳・中国料理・水墨画など名前の通り文化に触れるためのクラスで、1つ受講するごとに4500元(※材料費別)が必要です。
しかも6名以上集まらないと開催されないので、不人気クラスを受講したい場合はしばらくハラハラします。

このように明確な違いがあるにもかかわらず、情報を収集していくなかでいつの間にか私の中で大班=文化班となっており、太極拳と料理教室と水墨画を同時に受講しても無料だなんて太っ腹だな~と厚かましい勘違い…お恥ずかしい。

でも意外と同じように「有料だったの!?」と驚いている子がいたので割と陥りがちな罠(…なはず)。

勘違い3:留学生は皆やる気満々

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【↑これがある意味一番衝撃でした】

留学生=海外で学ぶほど意欲がある学生 みたいになんとなく思って生きてきたのですが、どうもそうとも言い切れないようです。

授業に毎回遅刻してきたり平気で何日も休んだり宿題をなかなかやらなかったり…自習室では昼寝をしている学生もよく見かけます。

国籍も違えば事情も年齢も異なる集団なので仕方ないのかもですが、個人的には「時間とお金がもったいないな…」と寂しい気持ちになりました。

そして一回り違う年の子たちに囲まれて親目線丸出しな自分にもっと寂しい気持ちになりました。(30歳の重み)

もちろんすごーく真面目な学生もいて、ほとんど1日を学校で過ごしていた先輩(年齢は私より大分若いけど…)は9月から師範大学の大学院生です!
…例が極端すぎ?(笑)

勘違い4:初心者同士中国語で話して会話力UP

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【↑推理力、ジェスチャー力はつきます】

初級〜中級クラスの留学生の発音・文法は私含めてやはりめちゃくちゃです。

日常生活で新しい単語を覚えて使ってみても、相手が知らないので結局は教科書で既に習った単語を無理やり使うことになります(それでも分かってくれないことも…;)

あの手この手でなんとか会話するのは楽しいし度胸もつくのですが、老師や台湾人の友達、上級者クラスの人に勇気を出して話しかけたほうが実りは大きいです。

何が言いたいのかというと、「授業にさえ出ていれば会話力がつくと勘違いして、他に何もしないのは危険だよ」ということです。

クラスメイトとの会話は、練習というより単純にコミュニケーションの一環として気楽にした方が楽しいです^^

勘違い5:どのクラスもほとんどが日本人

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【↑師範大学は日本人が多いとよく言われていますね】

師範大学の国語教学中心内では日本語がよく聞こえてくるので日本人が多いのは間違いありません。

発音からはじめる完全初心者クラスは8人中5人が日本人だったりすることもままあるようです。

では上級者クラスに行くほど少なくなるのかと言えばそうでもなく、日本人は漢字が書ける・意味が分かるという強力な武器を持っているので、一定レベル以上の上級者クラスになるとまた途端に日本人だらけになるのだとか。

ちなみに私のいた少し話せる初心者クラスは9人中2人が日本人と少なめでした。

ただ前述の通りクラスメイトがどこの国の人だろうと最初は会話はめちゃくちゃなので、個人的には授業が中国語で進みさえすれば問題ないと思います。
(英語も中国語も全く0の場合は、逆に日本人クラスメイトがいないと宿題の内容すら理解できなくて困るかも…?)

勘違い6:大学内で習ったことはそのまま外でも使える

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【↑先生の話は分かるのに、他の台湾人の話が分からない!?】

大学内で習う発音は、「そり舌音」をきちんと発音します。ニュースやアニメも大体舌をそってます。(例:ハオチー)

しかし一般の台湾人は「そり舌音」であっても舌をそらずに発音します。お笑い番組やドラマも大体舌をそってません。(例:ハオツー)

なので大学で習った簡単な単語であっても、一歩大学を出ると途端に聞き取れなくなって自信喪失することが多々あります…。

私は今後も中国語検定を受験していく予定なので、めげずに「そり舌音」を使い続けるのですが、そういった予定がない方は教科書・参考書を無視して台湾式発音に切り替えた方が幸せになれると思います…!

勘違い7:入学時に入る健康保険で病気も安心

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【↑病院で「保険入っています!」と元気に伝えて赤っ恥】

入学時に強制的に入ることになる健康保険、どういう内容か理解できていますか?(私は全く…)

師範大学のオフィスのお姉さん曰く、この保険は事故にあったときに役立つ保険で、病院ではなく学校に申請するものなのだとか。

あまりに恥ずかしくて具体的な活用方法は聞いていないのですが、万が一事故にあってしまった場合はオフィスに相談に行ってみてください。

外国人が台湾のちゃんとした健康保険に入るには一定の条件をクリアする必要があります。
(過去の参考記事)

貝的まとめ

私の師範大学生活は3ヶ月で一旦終了となりましたが、理由は勘違いによる失望…などではなく、もっと単純で「勉強に集中しすぎて他が疎かになってしまう」からです。

小さいテストから大きいテストまで全てのテストで96点以上を取りましたが、その裏で犠牲にしてきたものも多々。(主に旦那…すまん)

放っておいても勉強をはじめる真面目野郎なので、今後は言語交換&自習で勉強していく道を選択しましたが、師範大学で身に着けた「中国語で話す度胸」は宝物です。

他にも勘違いしていたことを思い出したら追加していく予定です。

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Comment

  1. もねこ より:

    ご丁寧なレスをいただいていたのに、お礼が遅くなり大変失礼しました。
    今週は娘の編入試験のため台湾に行っておりました。

    この年齢で全くの中国語初心者なので恥ずかしいですが、せっかくのチャンスですし、まずは3ヶ月お試しで通ってみようと思えました。

    ありがとうございます。

  2. もねこ より:

    はじめまして。

    この夏から台湾の帯同が決まり、貝さんのかわいいイラストの台湾ブログに惹かれて拝見させていただいおりました。

    台湾師範大学に通われた貝さんにお聞きしたいのですが…
    わたしも台北で中国語を学びたいと思っているのですが、アラフォー(しかも後半)の生徒は浮きますか?(^_^;)

    できれば個人レッスンよりも各国の人とコミュニケーションの取れるスクールで学びたいと思っておりました…

    高校生の娘には生徒さんは若い人ばかりだろうからママが行ったら講師に間違われるよ!と言われてしまいました(>_<)

    貝さんはわたしよりずっとお若いと思いますが、貝さんでも年齢を気にされていたとか…

    やはりおばさんな浮く存在でしょうか?

    お気遣いなくガチでお答えいただけたら嬉しいですm(_ _)m笑

    よろしくお願いいたしますm(_ _)m

    • KAI より:

      初めまして!コメントありがとうございます。(すみません、今このブログは諸事情により更新休止状態です)

      私が行ったのは師範大学だけ(しかも3ヶ月だけ)ですが、結論から先に書いちゃいますと「全然浮きません!」
      初心者クラスは確かに若い留学生が多かったですが、レベルが上がるにつれて滞在歴が長い駐妻率が上がっていき最終的には奥様だらけになると聞きました(笑)
      校内を歩いていても40代以上と思われる日本人女性はよく見かけましたし、たまに定年後かな?と思われる男性もいたりしました。

      なので後は本人の性格次第ですね。私はちょうど30歳ですが、元々「カラオケ♪」「クラブ♪」「ショッピング♪」というタイプではなかったので、クラスメートよりは先生とよく話していましたよ。
      先生はもねこさんよりも年上の女性が多く、外国人の扱いに慣れているのでこちらが中国語を全く話せない時期でもなぜかコミュニケーションが取れました。
      高校生の娘さんがいるのであれば、逆にクラスメート達の母的存在になれるかもしれません。娘さん含めて一緒に仲良くなれたりしたら素敵ですね♪

      なにはともあれ、せっかく興味をもたれたのでしたら、まず3ヶ月、お試し感覚で楽しんでみるのをおススメします~^^

  3. 氏原 より:

    こんにちは。時々、読ませていただいています。
    私は台湾に来て1年ほどです。現在は個人班で細々と授業を受けています。
    貝さんは、大学のあと、3人と言語交換されているのですね。すごいです。
    もう少し話す機会があればと思うのですが、なかなか言語交換しても
    いいよと言ってくれるような台湾人と知り合う機会がなくて・・・。
    いろいろな情報があって、勉強の参考になります。

    • KAI より:

      はじめまして!コメントありがとうございます。

      師範大学の説明会で、先輩が「言語交換オススメ!」と言っていたので、単純な私はすぐに相手を探しました(笑)
      なので正確には在学中から3人の方と勉強していて、さすがに疲れたので言語交換だけに絞りました^^
      言語交換については聞かれることも多くなってきたので今度改めて記事にしますね。

      中国語を話す機会、私ももっと欲しいなって思っています…!

  4. CHOMI より:

    そり舌音が聞き分けるって、すごいです!
    私も二年間中国語を勉強している日本人の友人がいるんですが、
    彼女はその区別はまだわからないです。
    貝さんすごいです。

    そり舌音だけじゃなくて、四声も台湾人は適当ですよw
    ちゃんと三声を発音する台湾人まずいないと思います。
    あとAN EN ANGの発音が怪しい台湾人も多いです。
    中学校までは学校でちゃんと教えてはいたけれど、
    そもそも台湾語にはそり舌音などがなくて、
    国語の先生の発音自体がおかしいケースも多いから、
    それに台湾人みんなゆるいからw
    結局、適当な発音になってしまいました。
    わたしはスピーチコンテストに出た時、
    ちゃんと発音しなさいと、指導の先生には注意されたんですが、
    友だちとしゃべっている時、
    「気持ち悪い」「心が込めていない」「営業しているか」など、
    さんざん言われたので、ゆるい発音にしましたw
    90年代までテレビのニュースキャスターなど、
    みんな「標準」の発音をしていたんですが、
    今は全然消えました。キャスターも適当な発音になりましたww
    でも外国人学習者にはやはりちゃんとした発音を把握しておいた方がいいです。
    正確な発音を身につけば、台湾式発音にくだけるのもできるが、
    変な発音を思えてしまうと、なかなか治りませんから。

    • KAI より:

      そり舌音が聞き分けられない、というか同じに聞こえる方がすごいですよ!
      ハオチーとハオツーが全然別に聞こえてしまうせいで、台湾人の友達との会話がそこで途切れちゃうんです…。
      でもそれは自分の能力がまだまだ足りないだけで、上達すればどんな発音だろうと問題なく聞き取れるようになるらしいので、CHOMIさんのお友達の中国語の能力がとても高いのだと思いますよ^^

      !?ニュースキャスターの発音でさえも正確ではないのですか?
      台湾のゆるさがそんなところにまで(笑)ゆるい私には居心地の良い国です^^

  5. 台湾主婦 より:

    ハオチー と ハオツー 、面白いです。
    確かに、さっきはハオチーを見て、「え、何?」と思いました。
    ハオツーを見て、「あ~美味しいです」と分かりました。
    しかも、もしハオチーを聞いて、ちょっと「台湾国語」の感じがします。
    話すとき、「ハオツー」を言ってくださいね。

    • KAI より:

      ハオツーと言いたいのはやまやまなのですが、老師いわく「まず基礎の発音をしっかり、台湾人の発音はそのあと」とのことなので、まだまだ入門レベルの私はハオチーなのです…(変な文章!)
      使用している教材がハオチーなので致し方ないですね、逆に台湾の方々に聞き取りづらい発音で話してご迷惑をおかけしております…(^^;

  6. どんぶり子 より:

    私も、行ってみたいですね。台湾大学と台湾師範大学のどちらにするか迷います。
    今、太極拳の練習で2か所に通っていますが、一か所は、台湾語で指導して頂いているらしいです。私は、区別がつかないのですが、一緒に習っている日本人の友人が、大変そうなので、発音も、ずいぶん 異なるのでしょう。

    • KAI より:

      台湾大学の方が厳しいという噂です。(というか師範大学が緩すぎ…?)
      でも結局、授業内容は老師によって、クラスの雰囲気は同学によって変わるので、学費とか通学とか環境で決めて問題ないと思います^^

      台湾語は発音どころか中国語とは全く異なる言語なので、そりゃあ大変だと思いますよ…!まず字がないという驚きの言語です。

  7. より:

    こんにちは!更新毎回楽しみにしています!
    私は今3人の家庭教師の先生に教わっていますが、『ハオチー』と言う先生と『ハオツー』と言う先生がいてなんで⁈と思っていました。
    そして未だに『去』の発音を直されます…(T ^ T)

    私も駐在中に勉強して帰国後中国語検定受けることにしました!
    まだまだ勉強の仕方を模索中なので、また貝さんのブログを参考にさせていただきたいと思います。

    • KAI より:

      こんにちは!
      3人の家庭教師!?それはすごいですね。
      あ、でも私も3人の言語交換相手がいるので同じようなもの?(笑)

      以前老師が「去」は力なく、「吃」は力いっぱいと言っていましたのでご参考までに。

      おぉ帰国後にまでモチベーションが続くとはすごい!私は帰国後は中国語の勉強を途端にしなくなりそうなので今のうちに天母でちょこちょこ受ける予定です~お互い頑張りましょうね^^

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